テニスが今、熱い!!
こんにちは。超絶運動音痴なのに、中学生の頃は何故かソフトテニス部に入っていた、発達障害者あかねこ(@akaneko222222)です
大坂なおみさんや錦織圭さんなど、テニスの試合が話題になっていますが
ふと自分もそういえば中学生の頃、ソフトテニス部やったなぁと思い出しました(他人事)
何でかというと、当時仲良かった子が「テニス部に入る」と言ったので、じゃあ一緒の部活に入ろうと思ったので。
ちなみに子供の頃にテニスをしていたとかは一切ありません。
今なら錦織圭さんとか、大坂なおみさんの影響でテニスをやりたい!という人も多いのかな。
ちょっと前ならテニスの王子様、もっと前ならエースを狙えとかいった漫画の影響で
テニス部に入りたいと言う人も多いのかな。
当時は特にそういった話題もなかったんですが、なんも考えていませんでした。
アスペルガーはいつも何も考えていない。
発達性協調運動障害の疑いがあるのに出来るわけがない
以前、少し発達性協調運動障害について書きましたが、私はとにかく運動が出来ません。
発達性協調運動障害は簡単に言えば、どう頑張っても運動や手先の操作が出来ない障害です。
この言葉を知ったのは、つい最近のことです。
私、アラフォーです。アラフォーのオバちゃんです。
中学生の頃にこんな言葉なんて知らなかった。ただの運動音痴だと思っていた。
運動音痴が運動部に入るなんて、なんとまぁ恐ろしい。
当時は本当に何も考えていなかった
中学生の運動部の恐ろしさ
中学生の頃って、1つ学年が違うだけでめちゃくちゃ上下関係が厳しくなかったですか。
なんであんなに1年違うだけで先輩は偉そうな態度やし、怖いんやろう。
運動部ならなおさらです。体育会系の上下関係の厳しさを知らなかった。
入ってから地獄を見ました(;´・ω・)
「掛け声を出しながら走る」というのが毎日のトレーニングやったんやけど
2つのことが同時に出来ない
発達障害あるある、マルチタスクが出来ない。
「声を出すなら声を出すだけ」
「走るなら走るだけ」
しか出来ないので「声を出しながら走る」ということが出来なかった。
あげく私は、声が小さい。
先輩から
「サイトウさん!声小さいからあそこまで行ってここに聞こえるように大声出してきて」と。
「あそこ」とか「ここ」とか曖昧な表現ばっかりで何したら良いねんって思ったのを覚えてます。
あそこ・・・?
あそこ!テニスコートの一番奥にある壁の所!
(え・・・あんな遠い場所・・・)
「あそこ」はテニスコートの一番奥にある、壁の部分で
「ここ」はテニスコートの入り口部分でした。
うちの中学校はテニスコートが2面ありましたので、1面を男子、1面を女子が使ってました。
テニスコート2面って結構、広いです。
そのテニスコートの一番奥の部分から、テニスコートの入り口部分まで届くように大声を出せって。
無理に決まってるやん
普通は出来るもんなん?
声出せるもんなん?
普段から声が小さい人なので、大声出すのが苦手なんやけど
いくら大声出しても「声小さい!」「もっと大声出して!」って言われるだけやった。
そしてこの声出しは私だけやらされていました。
みんな球拾いしているのに、私1人だけ声出し。なんでやねん。
テニス部じゃなくて大声部かよ。
大人になってからも声が小さくて叱られる(;´・ω・)
肝心のテニスの腕前
で、肝心のテニスの腕前はというと
とにかく下手でした
いうまでもなく「運動音痴」なのでボールをラケットで打つということが出来なくて。
ボールを打っても打ち方が下手で、ネットに引っ掛かる。相手のところにボールが届かない。
ラリーにならない。
あと、シングルならともかくダブルスが苦手やった。
シングルなら絶対自分が打ち返せば良いんやけど
ダブルスってどっちがボールを打つか空気を読まないといけないやん。
ちょうど中間地点あたりで落ちたボールなんて、
どっちが打たないといけないかとかとっさに考えないといけないから
空気読めないアスペルガー\(^o^)/オワタ
部活を辞める理由
テニス下手だわ、大声部が辛いわ、嫌いだわ、もう嫌だったので、中2の時に辞めました。
ブラック部活なら「辞めたらアカン!」ってこれまた辞めるのに大変なんやろうけど
特にテニスが上手いわけでもない、別に部員数が足りていないわけでもない、何でもないただの部員なのであっさり辞めることができました。
中3になったので引退します!とかカッコよく部活動を辞める人、凄いです。
部活動で学んだこと
友達が出来る
部活で友達が出来るというのはあると思います。
一緒に過ごす時間が長く、ハードな練習を一緒に耐えたということで仲間の絆は強くなりやすいです。
特に運動部とか、吹奏楽部の人達は仲間意識が強いイメージがありました。
アスペは友達、出来ませんでしたが。
上下関係を勉強できる
これはもう、嫌と言うほど感じました。
靴の色や長さまで決められていた。校則でもなのに、テニス部の謎の規則。
1年生はブルマ着用させられていた。2年生以降はジャージ着用が認められていた。
まぁ、体育会系ってこんなもんやろうけど、なんでテニス部に入ったんだ自分←
忍耐力がつく
球拾いとか、走り込みとか、雑用とかいったトレーニング。
多少の事ではびくともしない忍耐力がつきます。
ゆとりは怒られるのに慣れていない、とも言われていますが
怒られ慣れていると?社会人になってからも役にたつと思います。
途中で部活、辞めましたが
自分の得意、不得意がわかる
テニス部を中2の時にやめて「自分は運動が苦手だ」とハッキリわかったので
この時に「運動することはやめよう」と思いました。
運動苦手でも練習したら運動が好きになった!
身体が弱いけど運動することで体力がついた!人もいると思いますが
私はどう頑張っても下手やし、好きにもなれないので諦めました。
中3になり受験勉強に専念しようかなと思ってたんやけど
美術の先生に気に入られて「美術部に入らない?」と誘ってくれたので
中3の時に1年間だけ美術部に入りました。
油絵を描いてたんですが、受験勉強の合間に絵を描くのも気分転換になるし楽しかった。
美術科の高校を受験したけど、不合格でしたが
学生のうちはやりたくない事もやっておく
今考えたら
「なんでお前はテニス部に入ってるんだよ。マンガ研究部とかに入っておけよ」
って感じなんですが、テニス部に入った事は後悔していません。
・どう頑張っても運動が出来ない
・どう頑張っても集団行動が苦手
・どう頑張っても大声が出せない
・同年代の女性からは嫌われる(男子とか顧問からは嫌われなかった)
っていうのが自分でわかりました(´・ω・`)
やりたくない事をやることで、自分の事が理解出来るようになりました。
だから学生時代は「なんで勉強なんてしているんやろう」と思う人はたくさんいるやろうけど
私からしたら「なんで運動なんかするんやろう」という感じでした。
でも自分のやりたくない事、やりたいことがハッキリわかったので良かったです。
何となくで良いから将来の事を考えておいたほうが良い
中学生の頃は進路希望の紙とか出されても、将来の事なんて曖昧にしか考えていない人がほとんどですよね(´・ω・`)
私も将来何がしたい、何になりたいとかは具体的には決まっていなかったですが
とにかく「絶対に運動にかかわらない事」だけは決定www
「適当にお茶くみOLになりたい」
「外資系でバリバリ活躍したい」とか
「女性も社会進出!!」と全く考えていなくて
「早く結婚したい」という願望だけ強く持っていました。
明治とか大正時代は女学校を卒業したら、お嫁に行くのが当たり前だったって。
まぁ私の家は裕福でないし女学校なんて行けなかったやろうから、中卒やろうけど。
別にお見合い結婚でも構わなかった。
中学生なんてデートとか恋愛したい時期なのに
中学時代、1度も告白されたこともなければ
彼氏もいなかった、非モテですが。