食事の作法が、わからない。
こんにちは。洋食は食べるのも作るのも苦手な、あかねこ(@akaneko222222)です
そもそも子供の頃に洋食というものをほとんど食べなかった。
ご飯、みそ汁、ほうれん草のお浸し、焼き魚とかいった昭和の食卓でずっと育ちました。
外食も滅多にしなかった。
なんせ車がなかったので外に食べに行こうか~と言っても車がないので出かけることが出来ない。
田舎なので近所に飲食店なんてものはない(今だにコンビニすらない)
必然的にほぼ家で自炊して食事してました。
困ったのが、大人になってから。
洋食を食べに行く機会も増えるやん。
それがファミレスだとしても、結婚式とかのフォーマルな場だとしても
食べ方がわからない!!!
最近はお箸でいただけるお店も多いけど、ナイフとフォークのお店も当然多い。
ナイフとフォークの使い方なんて子供の頃に教えてもらった事がない。
お箸の使い方だけは教えてもらったけど、細かい部分までは教えてもらってない。
育ちの良いお嬢様なら子供の頃から家庭で教えてもらったり
学校でそういう授業があるのかもしれないけど
そういうのに全く無縁で育ったので
ナイフとフォークが使えない大人になってしまいました(;´Д`)
ただでさえ私は会食恐怖症があるので外食が物凄く苦手なんですが
(人前でご飯を食べる事に関して極度に緊張して、うまく食事が出来ない症状です。
ただ人前で食べるのが苦手というだけで、一人ではむちゃ食いします。過食症はいまだに治らず)
会食恐怖症、フランス料理のフルコースに行く。
せめて食べ方だけでもちゃんとしたいな…と思って去年からテーブルマナーを学び始めました。
去年は和食講座に行ったので、今年はフランス料理講座へ。
テーブルマナー講座って探せばいっぱいあるんですが
前から気になっていた某講座を選びました。
決め手は一番近所だったから
だいたい大阪開催なんですが大阪まで行くの遠いので、京都で開催される講座を選びました。
会場はリーガロイヤルホテル京都。
大阪のリーガロイヤルはたまに行くのですが、京都は初。
高級感のあるホテルっていいですね。落ち着きます。
マナー講座の定員は10名。
普段、ほとんど女性の事が多いらしいですが今回は男性の方もいらっしゃいました。
個室だったのでゆっくりとメモしたり、写真撮ったりして勉強することが出来ました。
普通のレストランだったらメモ取ったりとかしにくいからね…
いざ、実食!
まずは前菜。
ナイフとフォークは外側から順番に使っていく。
葉っぱはナイフとフォークを斜めにして食べるみたいなのですが
うまく食べることが出来ず…
アスパラとかの細長いものも斜めにすると良いらしい。
トマトみたいに丸いものは刺しにくいので、葉っぱとか別の食材を上に置いて刺すと刺しやすいみたいです。
トマト嫌いなので残す。
フォアグラって初めて食べました。美味しい!!
水菜をナイフとフォークで食べるのが難しい。
とにかく葉っぱ系はナイフとフォークで食べるのが難しい!!
肉の上に葉っぱをのせて一緒に食べると食べやすいみたいです。
グラスを持つ時や、移動させる時は脚の部分を指で挟むように。
移動失敗して隣のグラスに「ガチャーン!!」と当ててしまいました。
ちなみに食事中、音を立てるのは当然ダメです(;´Д`)
ワインのソムリエさんがワインのティスティング講座をしてくれました。
ワインの事なんて全然知らないし、普段ワインは飲まないのでわかりませんが
知識とか所作を知っているだけでも違いますよね(´・ω・`)
ワインはこれで良いですか?と聞かれて「美味しいです!」とか答えるんじゃなくて
美味しいかどうかを聞いているんじゃなくて、味とか匂いに問題がないかを確認されているので
「結構です」と答えると良いみたい。勉強になります。
ちなみにこれは、ぶどうジュース。
ソムリエさんがかっこよく注いでくれたらジュースすらカッコいい!!
皆さんテーブルの上に手を置いておられますが、これもマナーの1つです。
食べるのが難しい、お頭つきのお魚。
これはお箸で食べるのも難しいですよね。ナイフとフォークだったらなおさら…
先生が食べ方を実践してくれました。
こうやって実際に見て勉強出来るのはありがたい。
骨を綺麗にとってお皿の向こう側に集めておく。
メイン料理の肉。
切ったあとで写真撮ったので中途半端な状態ですが
真っすぐでなく斜めに切ると良いらしい。
斜めの動作が多いんですね。
たまねぎ食べられないので残す。
ちなみに写真撮り忘れたけど、スープはたまねぎスープでした。
玉ねぎ嫌いなんやけど、これはなんとか飲んだ。
スープは手前から奥にスプーンをすくって
一度スプーンを持ったら途中でスプーンを置かず、全部飲み切る事。
最後にフルーツとケーキの盛り合わせのデザート。
ハート型になっていて可愛い!インスタ映えしそうですね。
ケーキを先に食べてフルーツは最後に食べるのが順番。
イチゴとサクランボ苦手なので残す。
食後の紅茶。
これはコーヒーか紅茶か選択出来たので、もちろん紅茶を選びました。
私は暑い時期でも寒い時期でも、一年中通して常にホットの紅茶です。
ソーサーを持ったり、カップは両手で持たないで片手で飲むこと。
とまぁ全部の写真を撮ったわけではなく一部だけなんですが
食事を残しまくった。
周囲を見たら皆さん綺麗に完食されていて好き嫌いなくて凄いなーと思ってたんですが
(嫌いでも頑張って食べたのかもしれませんが)
私も嫌いな玉ねぎのスープを頑張って飲んだりしてたけど
嫌いなもんはやっぱり嫌いです
食わず嫌いじゃなくて、味がダメです。
苦手なカブを食べたら吐き気がしたので水で無理矢理流し込んだ。
カブがまずいんじゃなくて、カブ嫌いなんです。
嫌いなもん頑張って食べたけどやっぱり不味かった(´;ω;`)
食事を残す場合はどうしたら良い?
食べられない場合はお皿の右側に食材を集めておくと良いとのことです。
(そのまま置いておくより、右側にまとめておくと捨てる時に捨てやすいから)
ナイフとフォークをハの字にしておいたら下げてもらえます。
この嫌いな食べ物はどうしたら良いのかなという疑問があったので
(残して良いものなのか、残す場合はどうしたら良いのか)
今回知れて良かったです。
食事は残しても大丈夫
会食恐怖症の人って「残したらダメ」っていう意識が大きいと思います。
学校の給食とかで全部食べ終わるまで席を立ったらダメとか先生に言われて、いつまでもその場にい続けたとか(私もそうでした)
「残しても良いんだよ」
という言葉をかけてもらうだけでも、かなり気持ちが楽になりませんか。
そりゃ出された料理は全部食べるのがマナー的には正しいけど、どうしても食べられない物ってあります。
そこで周囲も何で残してるのーとか、残したらもったいないよーとか言わないでほしい。
もちろん好き嫌いなく全部食べることが出来るのが一番良いですが、
無理矢理口にしたところで、すんごい不味そうな顔になったり、吐き気もよおしたりしますよ。
そりゃ食わず嫌いで食べないのはダメだけど、食べて気持ち悪くなる物を無理に食べようとすることはないと思うのですが(´・ω・`)
トマト、いちご、さくらんぼの他にパプリカ、赤トウガラシ、赤カブ。
赤い食べ物は基本的に苦手(;´Д`)
ちなみにケチャップも苦手です。
トマトは嫌いだけどケチャップは大丈夫という人いますが
なんでやねん!一緒やんか!!
料理は凄く美味しかったです。
好き嫌いが激しくてあんまり食べることが出来なかったけど…
どれも食わず嫌いじゃなくて基本的にはすべて1度は口にしたことがあります。
でもどうしても食べられない物が多いです。気持ち悪くなったり吐き気がする…。
出かけた後は必ず寝込む
そしてこの後、数日間寝込みました。
疲れた。
だいたいいつもそうなんです。
〇〇に出かけました♪という記事を書くことが多いんですが
出かけました、楽しかったです♪で終われば良いけど
必ずといっていいほど、その後疲れて回復までに時間がかかってます。
今回はいつも以上に疲れが取れるのに時間がかかってしまった…
楽しかったー!で次の日からまた日常生活が送れたら良いけど
日常に戻るまでに数日かかるという。
普通はすぐに戻るもんなんかな?
それでも懲りずに色々出かけます。
本とか読んでもわかりにくいので、テーブルマナーは実践して身につけたほうが絶対良いと思う。
そして子供の頃から身につけておいた方が良いと思う。
私も正直、子供の頃に親からちゃんと教えてほしかったと思ってる。
大人になってから綺麗に食事することが出来なくて苦労しているので…。
お箸の持ち方がおかしいとお嫁に行けない?
ちょっと前にきちんとお箸が持てないとお嫁にいけないよ、という話が話題になりましたが
この件に関しては、先生に同意です。
娘が小学校の先生から「お箸の持ち方がおかしい。お嫁にいけんよ」と言われたというので、朝から母はヒートアップ♡
お箸の持ち方が変だから結婚したくないとかいう人とそもそも結婚せんでいいし、いや、結婚する相手を決めるのは娘やし、女が選ばれる時代なんてとっくに終わってるし、はああああ??— ちゃちゃこ@正直クソババアお母さん (@shinkontosa) 2019年6月12日
きちんとお箸が持てる、きちんとナイフとフォークが使える。
それだけでも周囲に与える印象が違います。
相手が男性だろうと女性だろうと、箸の持ち方がおかしかったり、ナイフとフォークが使えない人と一緒に食事したくないでしょう(´・ω・`)
ただでさえ発達障害者はマナー知らずなので(自覚あり)
こうやってマナーを勉強出来る機会があれば勉強したいと思っています(´・ω・`)
テーブルマナー講座は年に1回、5月か6月に受講しているので
(値段が高いので頻繁に受講できない…)
来年はまた和食講座を受けようと思います(・∀・)