舞妓さんイベントに行ってきました
こんにちは。着物大好き、あかねこ(@akaneko222222)です
たまたま京都の着物レンタル店が舞妓さんをお呼びするというイベントをやっているのを見かけたので、参加してみました。
もちろん、一人で。
京都は着物レンタル店がいっぱいあります。
そして着物レンタルして街歩きしている人もいっぱいいます。
今回は「夢館」さんという着物レンタル店さんのイベントでした。
外国の事はよくわからないのですが、日本人じゃなさそうやなーという人が半分くらいいらっしゃいました。
中国とかアジア系の人だと思うんですが…日本語じゃなかったし…
from New York!って聞こえてきて、金髪のアメリカの方もいらっしゃいました。
世界各地からグローバル!!
金髪の女性の方と、舞妓さんとのツーショット写真。
アメリカ人って本当にスタイルいいですね。顔が小さくて手足が長い!!
祇園甲部の多都葉(たつは)さん
今回、いらっしゃった舞妓さんは祇園甲部の「多都葉(たつは)」さん。
背が高くて、目もキリっとしていて、可愛いと言うよりカッコいい感じの舞妓さん。
ぱっと見た時に「襟が白いのと、頭の飾りが少ないからお姉さん舞妓」やなと思いました。
襟の色でだいたい舞妓さん歴がわかるんですよ。
仕込みさんから舞妓さんになったばかりの最初の時は赤色が多めで、お姉さんになっていくと白色の分量が増えていって、最終的には真っ白になる。
また初心者舞妓さんほど頭の飾りが多くて、お姉さんになるほど頭の飾りはなくなっていく。
頭のお花は季節によって変更されます。
この日の多都葉さんの頭はスイセンの花と言っておられました。
芸子さんは襟は真っ白で、頭の飾りは殆どありません。
舞妓さんへの質問タイム
最初に「花笠」を舞ってもらいました。
その名の通り、リンリンと小さい音が鳴る花笠を持った踊り。
古民家をリフォームしたという建物がまた素敵でした。
その後は質問タイム。
スタッフの方が事前に用意された質問を舞妓さんに聞いて、舞妓さんがそれに答えてくれました。
外国人の方向けに、話すたびにスタッフの方が英語で通訳されていました。
凄い!!(゚Д゚;)
もはやスタッフは英語喋れなあかんのやろうな!(゚Д゚;)
質問と言っても、よくある定番の質問で
「どうして舞妓になろうと思ったんですか?」
「休みの日は何をされているんですか?」という簡単な質問でした。
その後、お客さんにも何か質問ないですか?とふってくださいましたが
こういう時、挙手をするのが苦手なので黙ってました。
よく学校の授業で「この問題わかる人ー」とか言って、挙手させることが多いですが、これめちゃくちゃ苦手でした。
だいたい挙手する人って同じ人やけど。
私は、わかってるけど絶対手はあげませんでした。
手を挙げる→先生に指名される→解答する
って、めちゃくちゃ目立つやん!!
そんな目立つ事、大の苦手なので絶対しませんでした。
だからこの時も、黙ってました。
別に質問したいという事はなかったけど…
えーと…あえて聞くなら…
ヘルプマークってご存知でしょうか?
って聞いたと思います
(カバンにヘルプマークつけていたので)
舞妓関係ねぇ。やっぱり空気読めねぇ。
舞妓さんの千社札
そのあと「祇園小唄」という見たことがある人も多いと思う、定番中の定番の踊りを舞ってもらって
舞妓さんから千社札をいただきました。
これは舞妓さんの名刺みたいなもので、舞妓さんから直接もらう事でしか入手出来ません。
舞妓さんの千社札は「福が舞い込む」と言って、財布に入れておくと金運があがると言われています。
芸子さんは、舞妓さんよりもグレードが上なのでさらに金運効果もパワーアップするとか。
左の美恵雛さんは芸子さんなので、美恵雛さんの物を入れています。
これで3枚目なのですが、もっと集めたいですヾ(*´∀`*)ノ
その後、抹茶とお菓子をいただきました。
抹茶大好き~♪
自分で茶筅も持ってます
(お茶をシャカシャカ泡立てるやつ。しかしうまく点てることは出来ない)
舞妓さんとの写真撮影
最後に舞妓さんとツーショット撮影タイムだったんですが
順番に撮っていきますね~と最初は順番にツーショット撮っていってたんですが
途中から順番がぐちゃぐちゃになっていって
え?え????(゚Д゚;)
パニック発動((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
予想外の出来事に即座に対応出来ないのがアスペルガー。
その場でしばらく、フリーズしてました。
え…何やこれ…順番ってどうなってんの…?
テーマパークでキャラクターと写真撮る状態になってるやん
(我先に!早い者勝ち!みたいな感じ)
これは昔からなんですが、私は物凄く引っ込み思案です。
子供の頃はいつも母や姉の後ろに隠れてました。
まだ、子供なら許されます。
でも大人になってからも、いまだに引っ込み思案です。
若い女の子なら控えめな女性で素敵、と思ってもらえるかもしれないけど私はもうアラフォーのオバちゃんです。
なんもいい事ありませんよ。損するだけです。でも治りません…(;´Д`)
友達同士で参加されていた方がほとんどだったと思うので、
皆さん撮った写真を見せ合ったり、立ったままアンケート書いたり、もうカオス状態。
フリーズしてたら「まだ写真撮影されていない人~」ってスタッフの人が言ってくださったので、無事に撮る事が出来ました。
そうしたら多都葉さんが私のつけている懐中時計を見て
「かわいい懐中時計どすね。うちらも普段、こういう時計つけてるんどす」と言ってくださいました。
うあああああああああああああああああああああああああああああ(壊)
舞妓さんとお話する機会なんて滅多にないもんやけど
舞妓さんから話しかけてくださって
あああ…どうも…デュフフ…
コミュ障、大爆発。
間近で見た舞妓さん、髪飾りとか帯周りとかめちゃくちゃゴージャスで見ていて着物好きとしてはたまらんかった。
そしていい匂いがした。
どうして美人っていい匂いするんやろうか(笑)
写真の加工が雑なんですが、ツーショット撮影撮ってもらえました。満足(/ω\)
写真撮影も終わったので帰ろうかなーとしたら
「まだ舞妓さんの時間あるから、写真もっといっぱい撮ってもいいですよ。
こんなのでも良いですよ~」
とスタッフの方が言ってくださったので
(こんなの、とはカメラを自分に向けての自撮りツーショット)
無謀にもお願いしたら、快くOKしてくださいました。
が、私は普段自撮りなんてめったにしないので(自分のブス顔をわざわざ撮らん!)
どこ見て良いのかわからなくて、2枚撮ったけど2枚とも視線が別方向向いてました…
多都葉さんはばっちりカメラ目線をくださっていました。
舞妓さんと自撮りツーショットなんて!
やばい!!!普段だったら絶対無理やで!!!かなりレアやで!!!!!
載せませんが!!!!!!
代わりに、後ろ姿をアップしておきましょう。
舞妓さんと言えば、だらりの帯。
帯には置屋さん(舞妓さんが住んでいる住み込みの家)の家紋が入っています。
本当に惚れ惚れするくらい綺麗な装飾品の数々でした。
写真にちらっと写ってますが、この日は3月3日でひな祭りだったので、床の間に小さいお雛さんが飾ってあったのも可愛かったです。
床の間のお花や掛け軸も、とっても素敵でした。
アンケート記入がありましたが、書きそびれたのでこちらで書いておきます(´・ω・`)
おすすめ着物レンタル店
今回は夢館という着物レンタル店で、着物レンタルを利用したら1人1000円、着物レンタルなしだったら2000円という価格で舞妓さんイベントが利用出来ました。
これは安いほうだと思います。
普通に舞妓さんに会おうと思ったらお花代(舞妓さんへのギャラ)は数万円はくだらないので。
最近は敷居が下がって、気軽に舞妓さんに会う事が出来るようになったので庶民にはありがたいことです。
京都には着物レンタル店がいっぱいあります。
私も過去に何度か、いくつかのお店を利用したことはありますが、どこの店が良いかとか、人気の店はここ!と一概には言えないのですが、普段から着物を着るようになってからは
「あ、これレンタル着物やな」って何となくわかるようになりました。
着物の柄とか、素材とかで何となくわかります。
わかりやすいのは帯結びやろうか。だいたい半幅帯(浴衣の時に使うような短い帯)で似たような結び方なので。
空気は読めないし、わからんのですが。
ただ、今回夢館さんで着物レンタルされていた方達は、レンタル着物っぽくない人がほとんどでした。
半襟も柄襟だったし、帯もお太鼓結びで、お上品な感じが素敵やな、個人的にはオススメ出来るかなと思いました。
ヘアメイクや写真撮影のプランもあります。
京都におこしやす
本当はこの後、三十三間堂の春桃会に行こうと思ってたのですが、疲れてしまったのでそのまま帰宅しました。
3月3日は京都の三十三間堂が無料開放されるんです(普段は有料)
春の京都は見どころいっぱいで楽しいです。
着物を着て桜のお花見なんてめちゃくちゃ素敵です♪
4月からは各地の花街で舞妓さんや芸子さん達の舞台「をどり」も開催されるので、見に行こうかなと思ってます。
舞妓体験といって舞妓の格好を楽しめる店も多いです。
是非レンタル着物を着て、着物で街を散策してみてくださいね。
ただし人も多いので人混み苦手な人はお気をつけて(;´Д`)