LD(学習障害)だと文字が読めないんだって!
自分がバカだから読めないんだと思ってた!!
そういう人、多いね。
私も紙の本は何故か読めなくて…
パソコンやタブレットなら大丈夫なんですが
なんかね、文字がビョーンってするの!
文字が浮き出たり、ガタガタになってる!
文字が読めない人でも読みやすいとされている
UDデジタルフォント、増えると良いね
今回は「UDデジタルフォントをシステムフォントに使用する方法」です
発達障害者はブログを読むのも一苦労!!
こんにちは。
趣味でブログを書いている素人ブロガー、発達障害者あかねこ(@akaneko222222)です。
発達障害者さんの中には「ブログの文字が見にくい」という人も多くいらっしゃいますので
ブログを書いている身としては気になって、今回は文字に関して書いてみました。
発達障害者が見にくい文字その1:赤文字
赤い文字が見づらい、読みづらい
という声をわりと耳にしましたので、赤文字を控えるようにしました。
白い画面に赤文字ってよく見かけますよね。
視覚に障害のある方や、色盲の場合は見えない場合もあるようです。
こういう暗めの赤色のほうがまだマシのようです。
発達障害者が見にくい文字その2:大きな文字
たまに文字を強調するときに大文字を使う事がありますが
これも見にくいようです
ちょっとくらい大きくするのは大丈夫ですが
大きすぎると見てて疲れる
私は突然大きい文字になっても特に何も思わなかったんですが、
通常の大きさの文字と大きい文字が混ざると、見てて疲れてしまうみたいです。
発達障害者が見にくい文字その3:カラフルな文字
最初の頃はあんまり深く考えずに
いろんな色をつかったらカラフルで綺麗かな♪
イラストもカラフルな絵だし文字も色んな色を使いたいな♪
とか思ってたのですが、カラフルどころか見にくいですよね(;゚Д゚)
黄色い文字なんて何書いてんのかわかんねぇ
なので、色をなるべく使わないようにすることにしました。
イラストはモノクロよりカラーイラストのほうが好きなので、カラーで描き続けますが。
発達障害者が見にくい文字その4:白い画面に黒い文字
これは意外でした。
ほとんどのサイトが「白い画面に、黒い文字」ですが
「コントラストが強すぎて見にくい」ということです。
というわけで、背景を薄い色にして文字の色を濃いグレーに変更しました。
薄い色の背景にすることで、随分とまぶしさが軽減されます。
濃い色も試してみましたが、目に優しくないので薄い色が良いです。
人によっては黒い背景に白い文字のほうが見やすいという人もいますが
黒に白文字は、私が読みにくいので却下です…。
ユニバーサルデザインフォントのUDデジタル教科書体
ディスレクシア(読み書き障害)の人向けに
「ユニバーサルデザインフォント」というものが最近出てきました。
「UDデジタル教科書体」というフォントはwindows10以降の
パソコンであれば標準搭載されているようです。こういう文字。
↑UDデジタル教科書体が標準搭載されていれば、フォントの形が違うはずです
UDとは「ユニバーサルデザイン」のことで、
ディスレクシアの人にも読みやすい文字とされています。
従来の「メイリオ」に似ていて、メイリオよりも少し丸みがあります。
windows10でのシステムフォントの変更方法
windows10でのシステムフォントの変更方法その1
私はwindows10のパソコンを使用していますが、
フォントの変更をやってみました。
(windows10では標準でUDデジタル教科書体がインストールされています)
コントロールパネルから「ClearType テキストの調整」
コントロールパネルの画面がわからない!という場合は
左下にあるwindowsの「ここに入力して検索」の部分に
「ClearType テキストの調整」と入力して検索したら、出てきます。
(パソコンあんまり詳しくないので、いつもここから検索してます…)
いくつかフォントが出てくるので、自分が一番見やすいと思ったフォントを選択します。
どれがUDフォントかわからないのですが、どれか見やすいフォントがあるはず。
間違えた場合は一度完了させた後に
「ClearType テキストの調整」を最初からやり直したら大丈夫です。
windows10でのシステムフォントの変更方法その2
MeiryoUIも大っきらい!というフリーソフトをダウンロード。
圧縮されたファイルを解凍すると、こんな画面が出てきました。
・フォント名「UDデジタル教科書体 N-R」
・スタイル「標準」
・サイズ「9」
にしました。
デジタル教科書体は6種類あるのでお好みの文字を。
・すべてのフォント
・タイトルバー
・アイコン
・パレットタイトル
・ヒント
・メッセージボックス
すべて同じフォントに設定。
設定ボタンを押したら完了です。
パソコン内の文字(デスクトップとかマイコンピュータ)の文字が変わりました。
パソコン内の文字が見にくいなーという方は試してみてください。
WordPressをデジタル教科書体に設定する方法
WordPressをデジタル教科書体に設定する方法その1・TypeSquare
このブログはワードプレスを利用していますが
ブログの文章をUDデジタル教科書体にするにはどうしたら良いのかと調べていたら
TypeSquareというサイトでWebフォントを配布していました
TypeSquareに登録
メールアドレスの認証が終わったら、マイページで
書体の選択とブログのURLを登録。
登録が完了すると「プラン専用タグ」が表示されますので
wordpressの管理画面で「外観」→「テーマエディター」
テーマヘッダー(header.php)の中に「プラン専用タグ」をペースト
スタイルシート(style.css)の中でフォント指定CSSを入力
body{ font-family: "UD デジタル 教科書体 N-R","UD Digi Kyokasho N-R";"sans-serif"; }
基本はこれでOKですが、H2やサイドバーなどの細かい部分はフォントが変更されていないので
細部の設定も必要になります。
無料プラン
・1か月1万PVまで
・登録ドメイン1つ
・登録フォント1つ
1プラン
・1か月2200円
・1か月25万PVまで(10万PV増えるごとに550円追加)
・登録ドメイン2つ
・登録フォント3つ
2プラン
・1か月4400円
・1か月100万PVまで(10万PV増えるごとに550円追加)
・登録ドメイン5つ
・登録フォント全て使用可能
100万PV以上あるという場合は、別途問い合わせになりますが
PV数が少ないのであれば無料で充分使えます。
WordPressをデジタル教科書体に設定する方法その2・みんなの文字
UCDA認証フォント「みんなの文字」というサイトでWEBフォントを配布されています。
みんなの文字に登録
メールアドレスを認証すると、タグが表示されます。
wordpressの管理画面で「外観」→「テーマエディター」に表示されるタグをペーストする
左上に「みんなの文字」WEBフォントを使用しています
の表示が出ていたら、OKです
すべてのページの左上に表示されますので、
気になる場合はTypeSquareのほうが良いと思います。
みんなの文字はUDゴシック体だけであれば無料です。
PVが多いけれど無料で使いたいという場合は「みんなの文字」にするなど
ご自身のサイトにあったほうをお選びください。
ディスレクシアにも優しいブログを
あんまりブログの文字の色や形を考えた事ってなかったのですが、
改めて考えるキッカケになりました。
正直、無料ブログ(アメブロ)とかの
ブログって見にくいです。
他の人のブログ見るの好きなので結構見てるんですが、
アメブロが一番見にくいです。。
まぁ文字の装飾とかも出来ることが限られているので仕方ないですが…
このブログはワードプレスを使ってますし
私は発達障害の当事者でもあるので、
今後も発達障害者さんが見やすいブログを更新していけたらと思います。
文字は読めるけど、とにかく光に弱い!光がまぶしい!という視覚過敏の人には
ネオコントラストというサングラス、おすすめします♪